一生遊べる【リバース】デッキのすゝめ 今回は遊戯王でも異彩を放っているテーマ【リバース】のデッキをご紹介していきます。リバースデッキの魅力として「相手に攻撃させて罠に掛ける」感覚や「一見弱そうに見える盤面が突然強くなる」といったサプライズ好きな人におすすめなテーマになります。この記事ではテーマの動きを分割して簡単にですが紹介していこうと思います。今回紹介するリバースデッキがこちら【ティンダングルシャドール】です。 『リバース』モンスター指定のサーチを駆使して自分の狙ったリバースモンスターを使用することを目的としたデッキになります。モンスターの安定供給に関しては普通のデッキでもサーチカードで行っている事です。今回は《サブテラーマリスの妖魔》や《ティンダングル・ジレルス》を使用して『リバースモンスター』をデッキ・墓地から回収して繰り返し使います。■好きなリバースアクセス1枚初動1.《花騎士団の駿馬》召喚→効果で《聖騎士の槍持ち》をサーチ2.駿馬効果で槍持ちと融合召喚→《ケンタウルミナ》3.《ケンタウルミナ》効果で《聖騎士の槍持ち》を蘇生4.《聖騎士の槍持ち》効果でチューナー化→《魔螂ディアボランティス》を中央にシンクロ召喚5.ディアボランティスで《共振虫》を墓地に送る→《共振虫》※で《クローラー・ソゥマ》をサーチ6.ソゥマ効果でディアボランティスを裏側守備表示にして特殊召喚7.ソゥマ効果でクローラー2体を表側守備で特殊召喚→《サブテラーマリスの妖魔》をリンク召喚8.妖魔効果で《シャドール・ハウンド》を墓地に送り手札のモンスターを裏側守備表示で特殊召喚9.ハウンドの効果で妖魔のリンク先のディアボランティスを表側攻撃表示に変更10.リンク先がリバースしたので妖魔の効果でデッキ・墓地から好きなリバースをサーチこれでデッキ内の好きなリバースモンスター全てに触る事ができるのでリバースならどんな動きでも狙えます。初動であれば受けとしてかなり硬い部類に入る【ティンダングル】を使っていきます。 【ティンダングル】は上記の必要最低限のカードだけでも『毎ターンバトルフェイズ終了』と『毎ターンリバースサーチ』ができる上にEXモンスターゾーンが空いていれば《ティンダングル・ドロネー》の効果で壁を一気に最大4体生み出せるので「リバースの出張」としてかなり優秀なカテゴリです。また初動の関係でレベル8シンクロを出しやすく構築しているので《PSYフレームロード・Ω》を出せばドロネーをひたすら墓地に戻して永遠に耐久する事も可能です。 リバースの安定供給が比較的簡単にできるので色々なリバースモンスターを採用する事が検討できます。今回選んだのは《真空イタチ》 リバースしたターンの「魔法・罠カードの発動」を封じる地味に厄介な効果をしています。既に表側表示の永続魔法・罠やフィールド魔法には無力ですが相手の展開をある程度抑える事ができそうです。この枠や追加で採用するカードに関してはサーチが『リバースモンスター』なので好きなリバースを入れられます。 モンスター効果を無効化する《機怪神エクスクローラー》だったりモンスターの特殊召喚自体を封じる《ガード・ドッグ》なんかが強力です。他にも《メタモルポット》だったり自分の好きなリバースを入れて遊ぶ事ができるのが魅力です。 遊戯王の中でも異彩を放つ特殊なカテゴリ【リバース】独特の勝ち方や癖があるので一度は触ってみてはいかがでしょうか? ※追記《共振虫》は「フィールドから墓地に送られた場合」なのでデッキから墓地に送っても昆虫族サーチ効果でなかった・・・デッキ崩壊したので昆虫族メインで考え直しです。