【音響戦士】デッキの意地

世間では出張テーマだとかABCが本体だとか言われている【音響戦士】
新規も貰ったが音響カウンターを取り除いてサーチと出張を助長するような感じで終わりました。

ただ同時に貰った《音響戦士ディージェス》はサイザスをデッキからセットしたり
初のシンクロモンスター《音響戦士ロックス》によってテーマとして動くと面白い盤面が作れそうなので色々と試していきたいと思います。

デッキレシピ

という事で今回は【音響戦士】特有の種族・属性・レベル変更を活かしたテーマらしいデッキを組んでみました。
ほぼ機械族ですが初動をマシンナーズで《ギガギガントX》を作る事で音響戦士最強のギータスを持ってくる事で安定性を上げています。

狙うのは『種族変更』ができる《音響戦士ピアーノ》を何回かフィールドに出す事です。
【音響戦士】ではサイザスの除外から音響戦士を特殊召喚する効果を使えば1体の音響戦士で実質4回の種族・属性変更が狙えるのでそれで「縛り付きEXモンスター」を出力します。

今回出したいのはこの2体

チューナー、非チューナー両方に『ドラゴン族』縛りを要求する《トライデント・ドラギオン》

他のコード・トーカーと違い『サイバース族』しか使えない《エンコード・トーカー》

この2体を揃える事で
相手の攻撃力を上から叩き潰す3回攻撃の《トライデント・ドラギオン》
で1ターンキルを狙います。

■それぞれの出し方

《トライデント・ドラギオン》は両方にドラゴン族を要求するので種族変更のピアーノが必要です。
ピアーノのレベルは3なので残りはレベル7です。

《音響戦士ロックス》

意図せずともテーマ内にレベル7のモンスターが居るではないですか

しかも【音響戦士】名称なのでピアーノで種族変更がついでにできます。
ロックスを出すのに使った墓地のピアーノでこやつを『ドラゴン族』に変更
サイザスで除外から帰還させればピアーノ自身を『ドラゴン族』に変更すれば準備完了です。

あとは《トライデント・ドラギオン》は自分フィールドのカードを破壊して追加攻撃なので
破壊するカードをフィールドに用意しなければなりません。

《アンプリファイヤー》《ゲネラールプローベ》

あるじゃない

しかも切り札を出すまでに複数回効果を使うので「音響カウンター」が溜まっているので
展開の途中で「●7つ:フィールドの音響戦士カードの数まで相手フィールド・墓地のカードを選んで除外する」とかいう露払いまでしてくれる要介護性能。

神か・・・?

《エンコード・トーカー》に関しては特に難しくなく
素材縛りがほとんどない最強のサイバース族《I:Pマスカレーナ》がいるので
あとはピアーノで横にサイバース族の音響戦士を用意してあげるだけでリンク召喚できます。

揃ったら必殺盤面

エンコード・トーカーのリンク先に自爆用モンスターを用意(P召喚やサイザスで特殊召喚)
自爆特攻でエンコードの効果が発動→リンク先のドラギオンの攻撃力が相手の分上昇
トライデント・ドラギオンで3☆回

相手は死ぬ

今後の課題

ハリファイバーが禁止になった事で先攻展開が激しく弱くなりました。

今までは

《カラクリ大権現 無零武》の対象除外
《マシンナーズ・カーネル》の3000以下全体破壊
《セリオンズ“キング”レギュラス》のカード効果無効
《水晶機巧-グリオンガンド》のモンスター3枚除外

相手ターンアクセルSでグリオンガンドを出して4妨害まで行けていたのが
現在ではカーネル、レギュラスまでの2妨害しか安定して行けなくなりました。
最大値も無零武を含めた3妨害でイマイチ強いとは言い辛くなってしまったので
ハリファイバー無しでSチューナーを盤面に置いておくなど色々考える所があります。

アンクラスペアの機械族縛りが付く中でアウローラドン展開からどこまで行くか
結果をどこまで伸ばすかでこのデッキの強さのランクが変わってくるかなと思います。

いかがでしたでしょうか?

ロマンコンボ砲を搭載しつつも先攻妨害まで用意できる【音響戦士】
属性変更に注力すれば《ナチュル・ビースト》で先攻を強くできるし他にも種族属性変更で得られる恩恵はかなり大きいので皆さんも是非一度このテーマを触ってみてください。

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